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ゲームレビュー

シュタインズゲート クリア後レビュー

  • 2009-10-30
ネット上のごく一部で絶賛されているノベルゲー「シュタインズ・ゲート」がちょっと気になったので先日購入し、一気にすべてのエンディングをクリアしてみた。

結論から言えば、中盤まで我慢してプレイすれば、結構面白いと言える作品だと思う。しかし、個人的にはさまざまな部分で強い違和感を感じたゲームだった。

この作品で面白い部分といえば、タイムトラベルのギミックを使った目まぐるしいストーリー展開だろう。物語が大きく動く後半からは、ジェットコースタームービーばりの息をつかせぬ展開(ちょっと褒め過ぎだが)になり、やめ時を忘れるほど。また、前半からうまく散りばめられた伏線を、最後までキレイに回収していく手腕も見事だ。さらに、各登場キャラクターも個性的かつ(ある意味)魅力的に描かれており、プレイするうちに自然と感情移入できるようになっている。それゆえ、中盤以降の泣かせるシーンやエンディングまでの熱い展開などもうまく機能していたと感じた。

……ただ、これらを味わうには、人によってはかなり忍耐が必要となる。簡単に言えば「退屈」と「寒さ」、そして「痛さ」への耐性がないと糞ゲーとなるであろう。以下、私の我慢した部分を列記していこう。

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■とにかく退屈な前半のストーリー展開
ストーリーの前半は、登場人物の紹介とストーリーのお膳立て、そして最新のタイムトラベル理論の説明に費やされ、技術的な観点では興味深い部分はあるにせよ、やや冗長で飽きてくる。しかも、実際の最新タイムトラベル理論を長々説明してリアリティを出しておきながら、主人公が偶然作ったタイムマシンは、それらを超越したトンデモ理論で解説され全然科学的じゃないというシロモノ。これは興ざめ。ていうか、結局ファンタジーになるなら長々聞かされたタイムマシン理論いらなくね?

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■とにかく寒いネットスラングの応酬
多くの登場人物は、2ちゃんねるなどのネットスラングを執拗に利用する。ネットスラングの利用自体は否定しない(ネットやオタク文化に迎合しすぎな姿勢は嫌いだが)。ただ、正直なところ本ゲームでの会話中で使われたネットスラングで、クスッときた部分はかなり少ない。ほとんどは悪い意味での鳥肌モノ。今時「ぬるぽ」「ガッ」のやりとりを“さも面白そう”に見せつけられるのはキツイのでは? とはいえコレに関しては、会話スキップを多用すれば耐え抜くことができるだろう。

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■とにかく痛い「厨二病」設定
主人公は、「厨二病」を自称して、わざと「厨二病」の台詞を言うキャラクターとなっている。これがかなりタチが悪い。ずっと主人公の痛々しい妄想台詞が続くので、単純に読むのが辛くなるというのもあるが、この厨二病設定があからさま過ぎて、何かストーリー展開に影響があるのかと勘ぐってしまうのだ(たとえば、いつも妄言ばっかり言っていたせいで、後半で狼少年的な感じになってしまう展開なのか…?とか)。そのため、プレイヤーは「厨二病ウゼエ」と主人公を突き放すことができず、開発者の意図を理解しようと我慢を強いられてしまうのだ。まあ、確かに後半になるとこの厨二病設定が多少生きてくるし、多少痛さも和らぐのだが、それにしても前半の読み辛さを犠牲にするほどの効果は出ていないように思える。ぶっちゃけ、ちょっとやりすぎなのでは。


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とまあ、以上3つの点は恐らく開発側があえて狙ってやっていることだろうし、よく言えば他の作品にはない突き抜けた個性的な要素ともいえる。私には苦痛でしかなかったが、もちろん人によっては面白いと感じることもあるだろう。もしかしたら、これだけの苦痛を前半で我慢したからこそ、後半でガラッと変わる熱いストーリー展開がより快感になるのかもしれない。

本作品は、システムやストーリー、台詞回しなどなど、全体的にギャルゲーの文法で作られたゲームであるので、普段ギャルゲーをやらない層や、オタク文化に理解がない人にとっては抵抗のある作品になってしまう恐れはある。ギャルゲー色自体はかなり抑えられているので、他のギャルゲーよりは断然プレイはしやすいとは思うが、同人誌的な内輪ウケ感はやはり強く、何が面白いのか意味不明になる人も出るだろう。

ぶっちゃけ、私もネットでの評価がなかったら恐らく序盤で挫折していただろう。何でこれが面白いといわれているのかが知りたくて、何とか苦痛を乗り越えたという感じではある。また、最初は普通のアドベンチャーゲームとしてプレイしていたので、女キャラ別にエンディングがあるという根本的な部分で違和感を感じてしまうこともあった。まあギャルゲーなら当たり前のシステムなので、突っ込むところではないのだが……。

しかし、これだけのストーリーと舞台設定をうまく構築できているのなら、あらゆる部分の(ギャルゲー的、オタク文化的な)敷居を低くしてくれれば、より広い層に勧めることができたのになあ、と感じた。オタク向けSFノベルゲーとして考えればかなり高評価なゲームになるのはわかる。ただ、一般のゲームとして考えると評価は甘めにつけても70点ぐらいが限界だろう。完全に人を選ぶし、まあ興味があるならやってみればいいんじゃないの?程度。

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※追記補足 2009/11/17
よくよく考えればアドベンチャーゲームというジャンル自体、今ではあまり一般受けしないので、ノベルゲーに慣れているコアなオタク層にターゲットを完全に絞って(悪く言えば迎合して)いるのは正解なのだろう。下手に一般層に受けるように作っても、ジャンルがアドベンチャーである以上、今のように注目を浴びなかったのかもしれない。
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ノベルゲーというのは相当面白いストーリーや仕掛けがないと、海外ドラマとかのDVDを見たほうがエンターテイメントとして質は高い、と個人的には思う。ゲームを買うお金とプレイする時間のコストパフォーマンスを考えると、DVDをレンタルするほうが全然安上がりだしね。仕事で忙しいのに、稚拙な部分に我慢しながら何十時間もつき合わされるのは正直辛いでしょう。そういう意味でも、ノベルゲーって万人にオススメしにくいんだよねえ。


■追記
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ちょっとコレ系のゲームがどういうものなのか知りたくなってきたので、前作にあたる(正しくは前作ではなく、時代設定だけ同じで全然別の話)「カオスヘッドノア」もプレイしてみた。まだ序盤だが、サイコスリラーとしては面白い要素はかなり感じる。……のだが、ギャルゲー色が強すぎるのと、設定がこれまた厨二病的なものなので読むのが辛くなって途中で断念中。ただ、厨二病をわざとらしい設定としていない分、まだ自然に読める。主人公も「シュタインズ・ゲート」よりもっとオタク寄りのはずなのに、読んでいて拒否反応がでないのも不思議だ。ただ、主人公以外のキャラはそれほど魅力がなく(絵の影響も大きいのだろう)、誰が誰やらという感じ。このあたりは「シュタインズ・ゲート」の方が上か。

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