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ゲームレビュー

Heroes and Generals 基礎知識解説

  • 2013-03-08
「Heroes and Generals」のオープンβが始まったのでちょっとだけ参戦中。楽しみ方が理解できると意外と面白いのだが、現状プレイヤーが圧倒的に少ない様子。わかりにくい仕組みのゲームなので、ここでは今から参加したい人向けに、個人的に把握した部分をちょこちょこまとめておこうと思う。

http://www.heroesandgenerals.com


●ゲームの基本的な流れと仕組み

本ゲームは、第二次世界大戦時の欧州を舞台とした、ドイツ軍とアメリカ軍の大規模な戦いを再現したF2Pゲームだ。最大の特徴は「戦場に部隊を送り込む士官(ジェネラル)として戦うストラテジーゲーム」と、「戦場の一兵士(ヒーロー)として戦うアクション(FPS)ゲーム」に分かれているということだろう。

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ストラテジー部分は他の参加プレイヤーとリアルタイムに同時進行するボードゲームのようなものとなっており、ゲーム内クレジットを使って歩兵や戦車ユニットなどを購入し、HQから前線に送り込んで拠点を制圧していくというのが基本の流れとなる。

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さらに、このストラテジーゲーム上で何らかの戦闘が発生すると、アクションゲーム用のマッチングロビー(ミッション)が生成される。自分や他のプレイヤーがこのミッションに参加すれば、その戦闘をFPSの対戦として実際に楽しめるという仕組みだ。

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また、本ゲームではストラテジーゲームとアクションゲームの戦況が互いに影響し合うというのがポイント。例えば、ストラテジーゲームにおける戦闘発生時の味方ユニット数や種類は、アクションゲーム時で使える部隊数やリスポン数にそのまま影響する。そのため、戦況によっては不利な状況からFPS対戦がスタートするといったこともあるわけだ。さらに、アクションゲームでの勝敗がストラテジーゲームの進行にも影響されるのである。

とまあ、全体を俯瞰するとかなり複雑なシステムに感じるが、ストラテジーモードとFPSモードの両方をプレイしなくてはならない訳ではなく、片方のモードだけをプレイしていても全く問題ない作りになっている。ただ、ストラテジーモードはゲーム開始直後には基本的に参加できないので、まずはFPSモードを遊ぶことになるだろう。


●FPSモードの基本的な仕様

FPSとしては、航空機や戦車、各種輸送ビークルありの陣取りルールといった感じ。ただし前述したように、ゲーム内で使える兵力などはストラテジー上の戦況に依存するので、各種ビークルが登場しない場合もある。

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雰囲気としてはRed Orchestraに近く、細かいルールや仕様に違いがあるとはいえ、現在アクセスできる拠点目指して進軍して制圧していくという大まかな流れは同じだ。対戦人数は最大16vs16で行われ、用意されているマップやルールも数種類のみと現状では意外と小粒なFPSにまとまっている印象。とはいえ、昨今の現代戦FPSにはない地味ながらも緊張感のある戦闘が楽しめるのが魅力だろう。

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また、他のF2Pゲームと同じく、ゲーム内クレジットを溜めることで武器や装備、システム上の制限をアンロックできるという仕組みを取り入れている。無課金でもほぼすべてのコンテンツをプレイできるが、課金すれば効率的にクレジットが溜まったり、有利になるというのもお決まりな感じだ。ただ、初期装備の状態より、アンロック武器や装備を整えたほうが明らかに有利なバランスなので、参加直後は苦労するかもしれない。

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なお、本作は開発段階の時点でブラウザゲーだと言われていたが、実際は兵士のカスタマイズやストラテジーゲームの操作、アクションゲームのマッチングをブラウザ上で行うだけで、FPS部分は別の実行ファイルから起動するというタイプとなっている。


と、概要はざっとこんな感じ。詳しいプレイ方法やルールなどはまた気が向いたら後日更新するかもしれない。
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